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参院で否決した予算案の自然成立を阻止する「秘策」が民主党内で浮上している。衆
参で議決が異なった場合に開く両院協議会を引き延ばす作戦だ。同協議会で協議中は自
然成立しないという解釈による奇策だが、「合意をめざす法の趣旨に反する」との批判
もあり、実行は難しそうだ。
小沢代表が17日、党幹部との会合で国会戦術に触れ、「参院で否決すれば両院協議
会になる。協議会は30日ルールが適用されない。ただ、引き延ばすと判断した場合の
話だけどな」と語ったという。
憲法60条は予算案について(1)衆参で異なる議決となり、両議院の協議会を開い
ても意見が一致しない(2)予算案の参院送付後30日以内に参院が議決しない、のい
ずれかの場合に自然成立すると規定。小沢氏周辺は「30日以内に否決して協議会に持
ち込み議論を長引かせれば、衆院の議決を国会の議決にすることはできない」と解釈し
ている。
ただ、国会関係者は「法解釈としてはあり得るが、非現実的だ」とみる。難題は国会
法90条の「くじ引き」規定。協議会の議長は最初に衆参のどちらかからくじびきで選
ばれ、2回目以降に開く会議は衆参交代となるため、主導権を持続するのは難しい。
そもそも両院協議会は成案を得ないまま1日で終わるケースがほとんど。「新しい日
本をつくる国民会議」(21世紀臨調)は07年11月に協議会活性化などを提言した
が、メンバーの飯尾潤政策研究大学院大学教授は「協議会は話し合って妥協の道を探る
ために開くもの。時効を止めるために使うのは違うのではないか」と指摘している。
■ソース(朝日新聞)(秋山訓子)
URLリンク(www.asahi.com)