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財務省、麻生に“静かな反乱”…定額給付金撤回求め
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財政制度等審議会(財務相の諮問機関)が2008年度第2次補正予算案に盛り込まれた定額給付金の
撤回を求めたことをめぐり、「財務省が、麻生太郎内閣に静かな反乱を始めたのでは」との観測が広まっている。
次期総選挙での自民党下野も有力視される中、「省庁の中の省庁」が民主党シフトに舵を切ってきたのか。
「(撤回を求める)意見は承知している。ただ、財政審に定額給付金について諮問したわけではない。
自由討議の中で出てきたようだ」
20日の参院予算委員会。中川昭一財務・金融担当相は、財政審の西室泰三会長が15日の記者会見で、
定額給付金の撤回を求めたことについて、こう答弁した。
審議会の委員には、政府や官僚に都合の良い学者や評論家、識者が選ばれ、実質的な基調提案やレクチャーも官僚が行う。
このため、審議会が国会審議中の予算案の見直しを求めるのは異例のことなのだ。
そもそも、麻生内閣と財務省は微妙な関係にある。
首相秘書官はこれまで、財務、外務、経産3省と警察庁が推薦した官僚4人体制で構成され、財務省出身の
秘書官が筆頭格を務めてきた。ところが、首相が総務相時代に気に入った総務官僚の岡本全勝氏(1978年入省)を
筆頭秘書官に抜擢して、これまでのバランスが崩れた。
「これまで財務省は『将来の次官候補』とされる主計畑のエースを送り込んで歴代内閣を支えてきたが、
首相の『国際金融も理解できる人』という要求もあり、国金畑の浅川雅嗣氏(81年入省)を入れた。
岡本氏が『岡本総理』と揶揄されるほど実務を仕切っていることもあり、財務省の空気は冷めている」(自民党中堅)
定額給付金をめぐる迷走劇も、財務省が麻生内閣に非協力的なためという見方がある。加えて、財務省が最近、
OBを使って民主党に接近しているとの指摘も。財務省は麻生内閣を見限ったのか?
>>2以降に続く