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2006年10月、福岡県筑前町で中学2年の森啓祐君=当時(13)=がいじめを苦に自殺した
問題で福岡法務局は20日、113項目あるいじめ行為の調査記録のうち26項目を、
全面開示を求め不服申し立てをしていた両親に開示した。
07年11月の開示では9割が黒塗りで、今回示された項目も聴取内容などは塗りつぶされ、
部分的な開示にとどまった。
父の順二さん(42)と母美加さん(38)は「全面開示を求めていただけに大変残念」
「遺族が1年以上待っても何も知ることができない現制度は一考してほしい」と語った。
明らかになったのは、すでに筑前町が公表している町の調査報告書、法務局が聴取した教師の氏名、
元担任教師らに行った「説示」の序文など。
07年の開示後、両親は法務省に不服を申し立てる審査請求書を提出。
内閣府の情報公開・個人情報保護審査会は昨年12月、大部分の黒塗りを妥当としたが
同省は独自の採決で開示拡大を決め、今月13日付で両親に通知していた。
美加さんは「これ以上進展は難しいと思う」とし、町や啓祐君が通っていた中学校に対して
民事訴訟を起こすことを検討していると述べた。
=2009/01/21付 西日本新聞朝刊=
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