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線路転落！会社員救出＝電車到着２分前－１０代兄弟らに感謝状・東京消防庁
東京都北区のＪＲ尾久駅で、男性会社員（３２）が線路に転落し、高校３年と中学３年の兄弟と
母親ら８人が協力し、救助していたことが２０日、分かった。電車到着が約２分後に迫っていたといい、
東京消防庁滝野川消防署は同日、兄弟と母親に感謝状を贈った。
感謝状を受け取ったのは、荒川区に住む主婦天野理香さん（４６）と長男貴博さん（１８）、
次男智博さん（１５）。貴博さんは「目の前の人をぜひ助けたいと思った」と話したという。
同署によると、１８日午後９時３５分ごろ、会社員が同駅ホームで看板にぶつかった後、
宇都宮線下り線路に転落。天野さんが駅員を呼びに行く一方、貴博さんと４０代ぐらいの
男性ら２人が線路に飛び降り、ホームにいた智博さんや大学生２人と協力して会社員を
引き揚げた。会社員は頭を打ち軽傷だった。
電車は約２分後に到着予定だったが、若い女性が緊急停止ボタンを押したため、
ホーム手前で止まった。
大学生らにも感謝状が贈られる予定で、同署は救助後に立ち去った男性と女性を捜している。
（2009/01/20-22:15）
時事ドットコム
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