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ついに麻生内閣の支持率が、2カ月連続で20%を割り込んだ。時事通信が9~12
日に実施した世論調査によると、内閣支持率は17.8%と、先月の16.7%につづ
いて、2カ月連続での1割台だった。
それ以上に自民党議員に衝撃を走らせたのは、投票行動調査だ。
「次の衆院選での比例代表の投票先」は、民主が37.1%で、自民の21.7%を倍
近く引き離した。「望ましい政権」でも、民主政権が32.5%、自民政権は18.5
%だった。
「とうとう麻生首相だけではなく、自民党まで国民の支持を失いはじめたことに、自民
党議員はショックをうけています。これまでは自民もノー、民主もノーという国民が多
かったのに、民主党が国民の受け皿になりはじめている。そのうえ、『いますぐ解散す
べき』が、46%から51%にハネ上がった。国民が一日も早い政権交代を望んでいる
のは明らかです」(政界事情通)
このまま麻生首相を担いでいたら自民党議員は、そろって落選だけに、この先「麻生
降ろし」が一気に強まるのは間違いない。はやくも「4月10日退陣説」という具体的
な日程まで浮上している。
「自民党内では、本気で『総裁リコール規定』の発動がささやかれています。首相を辞
めさせるのは簡単ではないが、党の国会議員と県代表(各1人)の過半数の要求があれ
ば、総裁選を前倒しできる。事実上のリコールです。さすがに麻生首相も、初のリコー
ル規定を発動されるのは嫌でしょうから、その前に退陣を表明するでしょう。その時、
首相退陣の“花道”として言われているのが、4月2日にロンドンで開催される金融サ
ミットと、4月10日に行われる天皇皇后の結婚50年の祝賀行事です。首相は所信表
明で『かしこくも、御名御璽をいただき』と演説したように皇室への思い入れが強い。
晴れの行事を主催させることで退陣を納得させるシナリオです」(事情通)
しかし、あと2カ月以上も麻生内閣がつづくことを国民が許すかどうか。その間にさ
らに支持率が下がりつづけるだけだ。
(日刊ゲンダイ2009年1月17日掲載)
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