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神奈川県警は19日、振り込め詐欺対策として、県警職員や家族らが電話に従うかのように装う
「騙(だま)されたふり作戦」を2月から実施すると発表した。容疑者との接触予定場所などの
通報を受け、捜査員が現場に待ち伏せして逮捕する寸法。取り締まりの強化で増加傾向にある
ATM(現金自動受払機)を使わない手口への対抗手段で、全国初の試みという。
県警によると、県警職員約1万7000人や家族のほか、県警OB、防犯ボランティア団体にも
協力を呼びかける。不審な電話を受けた際、相手の電話番号や現金の送り先、接触する日時、
場所などを聞き出し、通報してもらう。捜査員が「お金が用意できた」などと容疑者側に電話をかけ、
振込先の口座などを聞き出し、凍結することも想定している。
同県内では昨年、振り込め詐欺の件数が1988件、被害額が約31億円と、ともに過去最悪となった。
小包で現金を送らせたり、犯行グループが直接現金をだまし取る手口の増加が背景にあるとみられる。
県警幹部は「犯人に『神奈川で電話すると、警察官が現れるかもしれない』と思わせる」と意気込んでいる。
1月19日23時25分配信 毎日新聞【池田知広】
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