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さいたま市立中学3年の女子生徒(当時14)が昨年7月、同級生から「ネットいじめ」を受け、
3カ月後に自殺していたことがわかった。
自宅からは、同級生の実名を挙げて「復讐(ふくしゅう)します」などと記した「遺書」という
題名の書き置きが見つかっている。
ネットいじめと自殺との関連を否定する学校に対し、両親は真相解明を求めている。
両親によると、女子生徒は昨年6月下旬にこの中学に転校。
7月上旬、携帯電話の「プロフ」(自己紹介サイト)に自分を中傷する書き込みがある、
と両親に泣きながら訴えてきた。
「うまくすれば不登校になる」「キモイ」「一緒のプールに入りたくない」などと書かれていたという。
両親は訴えを受けた翌日、中学に連絡。中学側は同級生の女子2人が書き込みを認めたため、
数日後に担任らと共に自宅を訪れて謝罪させた。
一時学校にほとんど行けなくなっていた女子生徒は、夏休み後の9月からは登校するようになった。
しかし、その後も「あのクラスいやだ」「最近眠れない」としきりにこぼしていたという。
女子生徒が自室で首をつっているのを両親が見つけたのは10月10日朝。
前夜、塾の成績が良くないことを父親が指摘していたといい、両親は自責の念から、
当初、学校には自殺であることを生徒に伏せるよう求めていた。
しかし、約2週間後、机の引き出しから、「遺書」と題してノート一枚が埋められた書き置きが見つかった。
日付は入っていないが、「ごめんなさい。私はもう生きることにつかれました」などと両親にあてた内容と
共に、中学について「大嫌いでした」と記述。(続く)
朝日新聞 2009年1月19日3時0分
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自殺した女子生徒の机から見つかった「遺書」と記された書き置き
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