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★政権奪取へ高まる期待=執行部は緩み警戒-民主
民主党が18日開いた党大会は、政権奪取への期待が高まる中、「勝利の美酒を味わ
う前夜祭」(田中康夫・新党日本代表)のような高揚感に包まれた。こうした状況に、
党執行部は、党内の緩みを警戒。来賓として出席した他の野党党首からは「連立政権」
をにらんで注文が付くなど、今後の共闘へ不安も残した。
「民主党は最後の最後まで国民と共に歩み、国民の命と暮らしを守る新しい政権を樹
立することを約束する」。小沢一郎代表は大会あいさつで、政権獲得への思いを繰り返
し強調。会場からは、大きな拍手が起こった。
出席した地方組織の代表からは、「きょうは小沢政権誕生に向けた結団式だ」(岩手
県連)など強気の発言も聞かれたが、2005年の前回衆院選で大敗を経験しているだ
けに、執行部は楽観論の打ち消しに躍起だ。鳩山由紀夫幹事長は壇上からあえて、「も
う政権を取れるという雰囲気が流れているが、簡単に政権は転がり込んで来ない」とく
ぎを刺した。
一方、政権交代が実現した場合、民主党が連立のパートナーと想定している社民、国
民新両党からは、政策に関する注文が相次いだ。社民党の福島瑞穂党首は、「政府はソ
マリア沖に海賊対策として自衛隊を派遣しようとしているが、反対だ」と表明。国民新
党の綿貫民輔代表も、郵政民営化の抜本的な見直しでの協力を求めた。
いずれも民主党内で意見の分かれるテーマだけに、今後の調整は難航必至。小沢氏は
大会終了後の記者会見で、「他党とは、完全にいろんな問題で一致するとは限らない」
と強調。「小異を残して大同につく」ことの重要性を訴えた。
■ソース(時事通信)(01/18-20:46)
URLリンク(www.jiji.com)