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【知内】「おっぱい祭り」として知られ、女性だけが参加できる江戸時代からの祭り「十七夜講祭(じゅうしちやこうさい)」が十七日、
渡島管内知内町の雷公神社で行われた。乳房の形にしたもちを神前に供え、女性が無病息災や安産を祈った。
氏子の女性が同日朝、米粉を練って乳房の形にした高さ十五センチのもち「しとぎ」二つをつくり、
神前に供えた。この後始まった祭りには、町内外の子供からお年寄りまで女性約六十人が参加。
同神社の大野格(ただし)宮司の祝詞に続いて、女性たちが玉ぐしをささげ祈願した後、
ちぎったしとぎが参加者に配られた。
同神社の初代宮司の妻の死を悼んだ氏子らが杉を植えたところ、杉の根本に乳房の形をしたこぶができ、
女性がここで祈願すると母乳に恵まれるようになったのが祭りの起源という。
夜講祭は現在日中に行われているが、昭和三十年代までは女性が夜通し歌や踊りを楽しんだという。
北海道新聞
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)
乳房の形にした「しとぎ」を供える氏子たち
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