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民主化運動を武力弾圧した天安門事件(1989年6月4日)で失脚した中国共産党の
趙紫陽元総書記が死去してから17日で4年。祭壇が設けられた北京市内の趙氏の自宅には、
軍の発砲などで子供を失った母親らが続々と駆けつけた=写真(野口東秀撮影)。
今年は同事件から20年にあたり、当局は世論の引き締めを格段に強化している。
趙氏の名誉回復と「反革命暴乱」と定められた同事件の見直しは厳しい情勢だ。
趙氏宅には天安門事件で息子を亡くし、一党独裁の終結を求めた「08憲章」の最初の
署名者でもある丁子霖・元中国人民大学助教授らが姿をみせ、趙氏の大きな写真が
掲げられた書斎は花束で埋まった。
記帳簿には「人民はあなたを忘れない」「現在の社会はあらゆる腐敗が蔓延(まんえん)
している」などの言葉が書き込まれ、片足を失った民主活動家のほか、
国家政権転覆扇動罪で服役中の胡佳氏(代理人署名)らの名前などがみられた。
趙氏の娘、王雁南さんは「天安門事件の再評価は時間の問題だと、官僚も庶民も
わかっている。必ず社会正義が実現し、政治体制の進歩がなされると信じる」と強調した。
指導部は2005年、1987年に失脚し、追悼大会が天安門事件につながった
胡耀邦元総書記を事実上“再評価”している。しかし趙氏については「動乱を指示し
党分裂を図った」とし、名誉回復は否定したままだ。
*+*+ 産経ニュース 2009/01/17[18:25] *+*+
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