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ホンダは十六日、世界的な販売不振を受け、三月末までに国内で約五万六千台の
追加減産を実施すると発表した。期初の計画と比べ約十四万二千台の減産。これに伴い、
国内の製造現場で働く期間労働者約三千二百人(うち百人は自然減)を追加削減することを
決定し、四月末までにゼロとする。
昨年十月の時点で約四千五百人いたホンダの非正規労働者は、半年で製造の現場から
姿を消すことになる。すでに日産自動車やスズキなども、非正規労働者をゼロに
することを決めており、非正規ゼロの流れが自動車業界に広がりつつある。
減産に対応するためホンダは二、三月に埼玉製作所でそれぞれ五日間の稼働停止を
実施するなど、生産体制を縮小する。
削減対象となる非正規労働者の内訳は鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)が千七百九十人、
埼玉製作所(埼玉県狭山市)が七百十人、熊本製作所(熊本県大津町)が六百七十人。
ほかに約五十人在籍する派遣従業員についても四月末までにゼロにする。いずれも
期間満了に伴う措置。ただし、退職後一カ月まで無料で寮に住むことを認める。
一方、欧州向けのシビックなどを生産する英国工場では四-五月の二カ月間の稼働日を
すべて休止とする。すでに二-三月を稼働休止にすることを発表しており、計四カ月間の
稼働休止となる。四-五月に稼働すれば約一万七千台が生産可能だったとしている。
六月には稼働を再開する予定という。
*+*+ 東京新聞 2009/01/17[**:**] +*+*
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