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★“側近”スキャンダル 政権直撃 官邸、幕引きに自信
麻生太郎首相を間近で支える鴻池祥肇官房副長官の女性スキャンダルが十五日、
支持率の低迷にあえぐ麻生政権を直撃した。鴻池氏は、「議員宿舎に知人女性を宿泊させた」とする
週刊誌報道を否定するとともに、野党からの辞任要求を拒否した。
官邸サイドでは、早期の幕引きに自信を見せるが、今後の報道ぶりや野党の追及次第では、
進退問題に発展する可能性も残っている。 (佐藤圭)
「(知人女性は)友人だし、亭主も知っている。男女の仲というのは誓ってない。(辞任する考えは)全くありません」
鴻池氏は同日夜、官邸で記者団に“身の潔白”を強調した。
これに先立ち、河村建夫官房長官が鴻池氏から事情聴取。
河村氏は「政府の中枢にある人が誤解されるのは不適切だ」と厳重注意はしたものの、
進退については「緊張感を持って公務に臨んでいただきたい」と“続投”を容認した。
麻生首相も同日夜、記者団に「議員宿舎に第三者が入るのは別に問題ない」と、火消しに躍起となった。
官邸サイドは当初から「進退問題には発展しない」(首相周辺)との認識だった。
鴻池氏が当初、報道陣への説明に難色を示したことから、女性問題に敏感な公明党などから
「本人がきちっと説明をする必要がある」(公明党の浜四津敏子代表代行)と不満の声が噴出。
河村氏が鴻池氏の説得に奔走する局面もあったが、政府高官は「説明がつけばいい。
国家機密を漏らしたわけではなく、個人的な話だ」と息をついた。
一方、野党側は、民主党の鳩山由紀夫幹事長が十四日段階で辞任を要求した。
ところが十五日は一転、野党各党から「コメントの必要はない」(民主党の輿石東参院議員会長)と
静観する発言が相次いだ。かつて女性問題を報じられた野党議員も少なくなく、
とりあえずは様子見を決め込んだようだ。
とはいえ、与党からは「続報が出たら終わりだ」と心配する声が漏れる一方、
野党幹部も「国会で取り上げることはある」と指摘。まだまだ“一件落着”とはいかなそうだ。
東京新聞 URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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