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財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の西室泰三会長は15日、会議終了後に記者会見し、
2008年度第2次補正予算案に盛り込まれた約2兆円の定額給付金について「2兆円の使途
をもう一度考え直してもらいたいというのが財政審の大方の意見だ」と述べ、事実上、政府に
予算案の修正を求めた。財政審が政府が閣議決定した予算案に異論を表明するのは極めて異例
だ。
西室会長は「国民のためを考えたとき、給付金をこれ以上(与党が)頑張ることで予算審議
が空転し、経済対策の実施が遅れることの影響が大きい」と強調。与野党で対案を検討すべき
だとの考えを示し、中川昭一財務・金融相に対し財政審の大方の意見として伝えると語った。
定額給付金をめぐっては、野党が補正予算案からの削除を求めており、財務相のおひざ元での
「造反」は今後の国会審議に大きな影響を与えそうだ。(2009/01/15-21:43)
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