【毎日新聞】派遣村について「仕事はいくらでもある」「えり好みをしている」との批判があったが、「住所不定」の彼らは雇ってもらえないat NEWSPLUS
【毎日新聞】派遣村について「仕事はいくらでもある」「えり好みをしている」との批判があったが、「住所不定」の彼らは雇ってもらえない - 暇つぶし2ch1:出世ウホφ ★
09/01/14 15:03:32 0
記者の目:派遣村で「住所不定」の過酷さ思う=東海林智
 
おどおどと定まらない視線がこれからの我が身の不安を物語っていた。午前0時を回り、神奈川県から
約20キロの道のりを歩いてたどり着いたという30代の男性は、凍えた手で野菜スープを受け取った。
一口すすり「あーっ」と言葉にならない声を漏らした。聞けば、温かい物を3日も食べていないという。
ストーブにあたると、こけたほおにようやく赤みが差してきた。

年末からの6日間を東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」で過ごした。彼のようにろくに栄養も取れず、
衰弱して村に来た労働者は大勢いた。久々の食事に胃けいれんを起こして救急車で搬送された人もいた。
改めて、仕事と住居を突然奪われることの過酷さを思った。

派遣村が企画されたのは解雇や賃金不払いなどの相談に乗っている棗(なつめ)一郎弁護士の
「目の前の1人を助けなくてよいのか」という一言がきっかけだった。その問いかけに私も賛同し、
実行委員会に参加した。

労働問題に取り組む弁護士グループと労働組合は先月4日、労働者派遣法の抜本改正を求める集会を
日比谷野外音楽堂で開いた。「約3万人の非正規雇用労働者が仕事を失う」との厚生労働省調査が
発表された(後の調査では約8万5000人)こともあり、派遣法改正案の問題点を指摘する集会は盛り上がった。

ただ、集会だけでは仕事と住居を失った人を救えない。非正規雇用者から日々相談を受けている労組には、
役所の閉まる年末年始に命の危機にさらされる人が出てくる事態の深刻さがすぐにのみ込めた。
ナショナルセンター(全国組織)が違う労組が過去のしがらみを超え、わずか2週間で派遣村の準備をし、
献身的に裏方として村を支えた。

毎日新聞
URLリンク(mainichi.jp)
>>2以降に続く


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