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★内閣の一員 思わぬ造反 衆院採決松浪氏退席 「給付金から民意離れている」 自民幹部表情沈痛 うごめく予備軍
思わぬ造反に動揺が走った。与党は13日、2008年度第2次補正予算案を衆院通過させたが、本会議で、
離党した渡辺喜美元行革担当相に加え、自民党の松浪健太内閣府政務官も退席。締め付けに自信を見せていた
党執行部は「1人も例外はないと思っていた。大変残念」(細田博之幹事長)とショックを隠せない。
内閣支持率が2割を切る中、党内で予算成立後の政変をにおわす声もくすぶる。
「今から出ます」。2次補正の採決を控えた本会議場。
松浪氏は突然、松本純官房副長官にこう告げ、野党議員と同様に議場を後にした。
麻生太郎内閣の一員でもある政務官の造反劇。多くの議員が松浪氏の退席に気づかなかったほど、
政府・与党にとって想定外の出来事だった。
松浪氏は記者団に「定額給付金に民意がこれだけ離れている以上、政府の信頼回復には消費者意識を
盛り上げるように予算を使うことが大事だ」と語り、定額給付金への不信が退席理由と強調。
渡辺氏との同調や離党は否定したが、2次補正絡みの衆院再議決に関し再度の造反もにおわせた。
背景に選挙区事情を指摘する声は多い。松浪氏の地元、大阪10区は社民党の辻元清美氏らとぶつかる。
03年衆院選で落選したこともあり危機感は強い。
同郷の若手は「大阪では(造反は)受ける。次の当選を優先したんだろう」と推測した。
いずれにせよ政権の一角にほころびが生じたのは事実。松浪氏から政務官職の辞表を受理した
河村建夫官房長官は「ざんきに堪えない。われわれの監督不行き届き」と沈痛な表情を浮かべた。(続く)
西日本新聞 URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
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