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名古屋市が緊急雇用開始、初日は閑散
更新時間:2009-01-13 19:15
いわゆる「派遣切り」など雇用情勢の悪化を受けて各自治体が対策に乗り出す中、名古屋市は
13日から臨時職員の募集を始めた。ところが、なぜか、相談に来た人数は予想外に少なかった。
名古屋市は13日、離職を余儀なくされた非正規労働者などを対象に臨時職員の募集を開始した。
午前10時、名古屋市内で激しい雪が降る中、募集開始と同時に3人の職を失った人たちが
新たな職を求め受付窓口を訪れた。
緊急雇用対策として名古屋市が今回、募集する臨時職員は市内に住所を有する人が対象で、
企業の雇用調整などによるいわゆる「派遣切り」や継続雇用の中止などで職を失った人たち150人。
業務内容はゴミの収集や事務の補助などで、13日から15日の木曜日まで募集受け付けが行われる。
受け付け開始前までは職を求める人が殺到するかと思われていた。しかし、募集開始から4時間余りたった
午後2時20分すぎ、相談者は1人もおらず、当初、相談者の殺到を予想して市は4つの窓口を
用意していたが、職員はまちぼうけの状態。午後2時半現在、相談に訪れた人はわずかに20人。
受付期間が3日間だから単純計算すると、一日50人を採用するのに対し、半分にも満たない状態で、
担当者は「はっきり言ってもう少し来ると予想していた。意外だった」と話す。市によると、
13日の応募は24人。少なくとも131人分の職に余裕があるという。
一方、豊田市でも臨時雇用の募集を始めている。豊田市の臨時雇用はリサイクルステーションでの
ゴミの分別作業や窓口業務などで58人を採用するものだが、こちらも相談はあるものの応募はないと
市の職員は嘆く。市では明日以降もハローワーク豊田などで募集受け付けを行う予定だ。
各自治体の雇用期間はいずれも今年3月いっぱいまでの2か月間。この日の状況について、
名古屋市職員は「あくまでも臨時的な任用なので2か月ということで、その後どうするのかという
問題が出てくるので抵抗があるのかな」と推測する。
中京テレビ
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