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・《東京都江東区のマンションで、2軒隣に住む会社員の東城瑠理香さん=当時(23)=を
殺害して遺体をバラバラにし、トイレに流すなどしたとして、殺人、死体損壊、死体遺棄などの
罪に問われた派遣社員、星島貴徳被告(34)に対する初公判》
検察官「被告はこれまで、女性と交際した経験がありませんでした。そのための努力は何も
しませんでした。そして、1人の女性に強姦し続けて快楽におぼれさせ、性奴隷にすることができると
考えるようになりました」
検察官「性奴隷にするのは、若ければ誰でもよく、(昨年)4月12日ごろ、916号室の前で見つけた
若い女性を、次の金曜日の18日に連れ込み、強姦しようと考えました。金曜日なら誰にも気づかれず、
月曜日までじっくり強姦できると考えました」
《星島被告は、東城さんが帰宅後、内側からカギをかける直前に、東城さんの室内に押し入った。
東城さんは大声で叫び、星島被告を外に押しだそうとした。このため、被告はげんこつで東城さんの
左の額を1回強く殴り、廊下にうつぶせに押し倒した。背中に馬乗りになり、文化包丁で脅しながら、
918号の自室に連れ込んだ…》
検察官「被告人は、被害者を強姦するために、洋室内の床にエアマットを敷き、その上に被害者を
あおむけに寝かせ、ビニールひもで手足を縛り上げ、口の中にタオルを押し込みました…」
《検察側冒頭陳述によると、午後8時ごろ、星島被告は東城さんに乱暴しようとしたが、勃起しなかった。
このため被告はアダルトビデオを見たり、東城さんを性奴隷にすることに失敗した場合の脅迫方法を
考えたりしていたという》
《午後9時16分。帰宅した東城さんの姉が110番通報。9分後の同27分ごろから警察官が現場
マンションに駆けつけ、捜査がスタートした》
検察官「4月18日午後10時20分ごろ、918号室のドアがノックされると、被告は警察が来たのかも
しれないと不安になりました」(>>2-10につづく)
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