09/01/14 22:57:03 o+DauRsG0
>>525
>商業だろうが、非商業だろうが、捕鯨の場合は捕獲数を明確に決定してからしか捕獲しないんで、
>「理論的にも」持続可能性で大きな違いは出様がありません。
> 所謂「乱獲」はありえない、という事ですね。
「捕鯨の場合は捕獲数を明確に決定してからしか捕獲しない」というのは、水産庁も乱獲と
認めている1960年代、70年代とまったく同じだね。
こういう言い方は乱獲の時代の思考パターンが直っていないことを示してるな。
これをもっとはっきりとさせたのが、ニュージーランド南方でザトウクジラの調査捕鯨を
やる権利があると明言している現在の日本政府の公式見解だ。
2002年頃から、南極海ー>ニュージーランド沿海ー>フィジー、クック島、ソロモン諸島を
回遊しているザトウクジラ系統群は一度絶滅したと考えられていたけれど、最近少数の復活が
見られると報告が出ている(IWC下関大会、科学委員会報告)。
きわめて少数の脆弱な個体群がいるにもかかわらず、南半球全体でザトウクジラの増加率が
高いという理由で、ニュージーランド南方の南極海でザトウクジラを調査捕鯨しても
影響が出ない、法的にその権利があると主張しているのが、水産庁と鯨研だな。
みずからの強引さそのものに快感を感じているような、異様なメンタリティーだね。
ブッシュ、小泉政権さらに安倍、麻生政権で、与党や官庁にそういう傾向が蔓延したみたいだ。