09/01/10 23:42:41 0
職と住居を失った派遣労働者らを支援する「年越し派遣村」に集まった約五百人のうち、
生活保護の受給を希望していた二百七十二人全員に八、九の両日、受給決定が出た。
今も約三百人が身を寄せる施設の使用期限が十二日に迫る中、アパートを借りるのに
必要な敷金・礼金も生活保護で賄われることになった。途方に暮れていた労働者らは
「次は仕事探し」と再出発に向けて踏み出した。 (橋本誠、出田阿生)
大みそかに派遣村が開設された東京・日比谷公園のある千代田区には二百二十二人が
生活保護を申請。五日に都内四カ所の公共施設に分散したため、中央、練馬、
大田区にも計五十人が申請した。
九日午後、千代田区役所。今月分十二万円余りの生活保護費を受け取った
元派遣労働者の男性(46)は「光が見えてきた」と、安堵(あんど)の笑顔をみせた。
職探しと雇用促進住宅の申し込みのため、ハローワークへ向かった。
男性は昨年十月、派遣先の神奈川県厚木市の自動車部品工場で契約を打ち切られ、
派遣会社の寮も追われた。ネットカフェを転々とし、大みそかに東京・新宿で派遣村の
チラシをボランティアから受け取った。
「あの時、受け取っていなかったらどうなっていたか」としみじみと話した。
東京新聞
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
生活保護の決定通知書を手にする男性。住所はなくても「日比谷公園内派遣村」で申請できた=9日、東京都千代田区で
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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