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佐世保市大塔町の少年院、佐世保学園（山口修園長）で九日、成人式があり、三人が両親への感謝を込め意見発表。
社会復帰を誓った。
学園では非行をした十四－十九歳（入院時）の少年約六十人が集団生活。学科や生活指導のほか、
ガス溶接などの職業訓練を含めた五カ月程度の矯正教育を受けている。
式には学園の生徒のほか、保護者や教育関係者ら計約百人が出席。
山口園長は「成人式という人生の節目を社会で迎えられなかった悔しさを忘れず、自分の可能性と力を信じて社会復帰を」と激励した。
意見発表では、新成人の三人が登壇し「親孝行がしたい。大人の自覚を持ち、人生をまっすぐ歩いていく」
「支えてくれた両親を二度と裏切らない。あなたの息子に生まれてきてよかった」「苦労や努力の先に喜びがあることを知った。
家族への感謝を忘れない」と、それぞれの思いを力強く語った。
写真：新成人（最前列）らを激励する山口園長＝佐世保学園
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ソース：長崎新聞
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