09/01/10 04:54:12 Ws139BUc0
>>539
日本人にとってのイエ・ムラ・カイシャが
スウェーデン人にとっての国家にあたるんだろうなあ。
日本人にとっては自分の属するイエやムラやカイシャに対して
滅私奉公すればからなず見返りがある。
万一見返りがなくても、それは「運命の試練」なのだから
忠臣蔵の赤穂の浪人たちやや菅原伝授手習鑑の家来たちのように
その運命を耐え忍ぶことが美徳である、という信仰を抱いている。
それに対して「国家に対して高い税金を納めれば、見返りがある。万一なくても
それは運命として受け入れるべきだ。」なんては考えていない。
戦前は国家に命まで差し出したじゃないか、と反論されそうだが
「国家に命を差し出して結局いいことがなかった」という体験が
強烈な負のトラウマになっているのだろう。