09/01/10 00:25:14 0 BE:2160402697-2BP(111)
本山直樹・東京農業大学総合研究所客員教授は9日、中国産メタミドホス製剤(有機リン系殺虫剤)に
多量の不純物が含まれていたと発表した。中国製冷凍ギョーザ中毒事件の警察の分析でも、
ギョーザから検出されたメタミドホスに不純物が含まれていた。
本山教授は、中国・浙江省の農薬メーカーが製造し、ペルーに輸出・販売された
メタミドホス製剤「MTD600」を分析した。その結果、農薬を溶かす
溶剤のジエチレングリコールのほか、トリメチルホスホロチオエートや
ジメチルチオメチルホスフェートなど5成分の不純物を検出した。日本ではメタミドホスの
試薬品がわずかに流通しているが、不純物がほとんどない。
警察は昨年の捜査で「中国の製造段階での意図的な混入の可能性が高い」とし、
本山さんは「ギョーザのメタミドホスの不純物と照合すれば原因がより明らかになる」
と警察側から求めがあれば協力する意向だ。分析結果は3月17~19日の
日本農薬学会でも発表する。
*+*+ 毎日jp 2009/01/09[23:26] +*+*
URLリンク(mainichi.jp)