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東松山市などで会社事務所や納屋などが全焼するなどした連続不審火で、県警捜査一課と東松山署は八日、
現住建造物等放火容疑で、東松山市新郷、元消防団員の会社員木村誠容疑者（４６）＝同罪などで起訴済み＝を
再逮捕した。同容疑者は昨年九月、住居侵入容疑などで現行犯逮捕され、その後、同放火容疑で二回再逮捕されている。
逮捕容疑は、昨年八月十七日午後九時すぎごろ、滑川町都、電子部品製造会社「旭電子技術」（伊藤忠夫社長）
事務所外壁脇のシートカバーや新聞紙などに、所持していた使い捨てライターで火をつけ、
プレハブ平屋同事務所約八十一平方メートルを全焼させた疑い。東松山市などでは一昨年末ごろから
昨年八月ごろにかけて十数件の不審火が発生。事件当時、地元消防組合の消防団員だった同容疑者は
一連の関与を認めており、「火を消すことに生きがいを感じていた」と供述しているという。
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