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元行政改革大臣だった渡辺喜美氏が言いたいことは、特権官僚による国民を無視
した「官僚独裁体制」の復活を許す麻生政権では「日本はジリ貧になる」という
ことだ。小泉・安倍政権で実施され福田政権で若干後退したものの継続されてい
た「官僚独裁体制の解体」が麻生政権になってからは、キャリア官僚とそのOB
の族議員による「官僚独裁体制復活の逆襲」がはじまっており、そのことに気が
つかない麻生では、国民が搾取され続け国家としての競争力が落ちジリ貧となる
ということを憂いているのだ。
国民の財産である行政機構をキャリア官僚達は私物化している。
省庁の行政機構は、国民の安全・幸福を保護・発展させるためにあるのであって、
その業務を担当する官僚達の不必要な利権・利得を拡大させる道具ではないのだ。
行政機構を運営するための費用を国民は税金で負担している。自由民主主義国家
での行政機構のオーナーは国民なのだという基本を、官僚達は100%無視して
いる。国民の財産である各省庁は、国民から付託された権力を国民のために行使
するという基本に立ち返り各施策の目的を原点に戻す必要がある。
国家・国民よりも自分の省利省略を優先するキャリア官僚と官僚あがりの族議員
達は自分とその身内の利得を優先し国家・国民に目を向けない内容の行政・法律
案を操り、国家と国民を衰退させていのに、その責任を取らない「匿名の権力
専制集団」だ。そんな利権を増税してまで税金で賄う構造のまま維持しようとす
る行為が許容されるわけではない、それに気がつかない様では自民党は国民の為
の政党ではなくなると渡辺喜美氏は言っているのだ。