09/01/09 14:04:01 Ku3lKjYG0
●「福田首相が辞任した本当の理由」(EJ第2484号)
福田首相は辞任の直前まで続投する気だった。辞任を決めたのは、
金融庁が渡辺案
「米政府が必要とすれば日本の外貨準備を公社救済のために米国に提供する」
との報告書をまとめ上げ、提出する直前だった。
もし、福田首相が9月1日に辞任しなければ、9月14日に破綻したリーマンブラザースの救済に
日本の1兆ドルの外貨準備金が使われていたかも知れない。
中国はどうかというと、日本と違ってきわめて外交に長けているので、
外貨を利用して米国の投資銀行や住宅公社に資本注入を積極的に行い、
差し押さえられた不動産物件のかなりの債券は中国が保有しているのです。
同じ米国に協力する場合でも、中国の場合は自らイニシアティブをとって積極的に
先手を打って動いたのに対し、日本は完全に受身であり、度重なるブッシュ政権の
圧力に屈した金融庁の金融市場戦略チームは、対米支援の目玉としての「100兆円提供」
を決定する寸前まで行ったのです。