09/01/07 21:21:14 0
経済不況や円高が地元の留学生の生活にも大きな影響を及ぼしています。
14カ国から645人の留学生を受け入れている別府大学。
大学側が先月、留学生を対象にアンケートを行なった結果、およそ4分の1に当たる150人余りが、
「生活が苦しくなりアルバイト先を探している」という実態が明らかになりました。
別府大学の村田勝学生部長は「派遣で動いていた留学生が少しづつ減ってきたのが去年の5月・6月ぐらいから。
そして、11月ぐらいにはほとんど無くなった。」と経済不況の影響を話しています。
さらに、留学生の生活に打撃を与えているのが円高です。
中でも韓国の通貨『ウォン』の場合、去年の同じ時期に比べておよそ半分に価値が低下。
このことは、仕送りで生活する留学生にとって深刻な状況です。
例えば、仕送りが100万ウォンだった場合、以前なら円に換算して13万円ほどでしたが、
今では半分のおよそ7万円にしかなりません。
韓国からの留学生は「お金がなくなるときがあります。でも実家に言うのは難しい。勉強よりも
バイトが中心の生活になっている。」と訴えています。
こうした厳しい現状を受けて、大学では、留学生を対象にした米などの食料支援や、
5万円を上限にした見舞金の支給を検討しています。
ただ、経済状況は今後ますます厳しくなることも予想されているため、大学では行政や地域に呼びかけて
支援への協力の輪を広げたいとしています。
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