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★渡辺氏離党確実 “刺客”は猪口氏か
衆院は6日、08年度第2次補正予算案に関する代表質問が行われ、与野党論戦が本格化した。
そんな中、5日に自民党に提出した政策要求が受け入れられず、
離党することが確実となった渡辺喜美元行政改革担当相への“刺客”がクローズアップされている。
党関係者は「負けるにしてもある程度、票が見込める候補」としており、
小泉チルドレンの猪口邦子衆院議員(比例東京)の名前が浮上している。
渡辺氏はこの日、本会議前にテレビ出演。離党のタイミングについて
「政策要求への回答を見た上で最終判断する」との考えを示した。
永田町では渡辺氏の離党は既成事実として語られており、反麻生の動きが高まった昨年12月、
自民党の細田博之幹事長が離党者には刺客を送るとけん制していたことから、
栃木3区の“刺客問題”がにわかにクローズアップされている。
渡辺氏は父の美智雄元自民党副総裁の地盤を引き継ぎ、05年9月の総選挙では
民主党新人候補に約5万7000票差のダブルスコアで圧勝。
党内外で「勝てる候補者はいない」とまで言われており、
追い風が吹く民主党も候補者を擁立できないのが実情とされる。
しかし、自民党関係者は「渡辺氏支持派もいる県連と党本部の意見は割れるだろうが、
党はメンツにかけても対立候補者を立て不戦敗は避けようとする」と指摘する。
理想の候補者は、無党派層からの支持を受けやすい著名人。
しかし、負けるリスクを背負ってまで立つ可能性は低いことから、テレビでも活躍し知名度の高い猪口氏の名前が浮上。
前回は比例単独で次期総選挙でも比例単独にこだわっており、党からの選挙区打診を「断った経緯がある」(別の党関係者)が、
古賀誠選対委員長はそんな“わがまま”を認めない方針を示しているほか、
後ろ盾となるはずの小泉純一郎元首相は引退を表明。党方針に逆らい続けるのは難しいという見方が大勢だ。
国会の情勢次第では解散はいつあってもおかしくなく、選挙に詳しいある関係者は
「時間がなく、負けを覚悟の上で、県議を対抗馬に据える可能性もある」と話した。(以下略)
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