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英政界の保守党ニューリーダーが中国人女性と結婚
5日付中国新聞社電によると、英国政界の「ニューリーダー」のひとりとされる、ジェレミー・ハント議員(保守党・42歳)が、年内に中国人女性と結婚する。
ハント議員は保守党の「影の内閣」の文化相を務めるなど注目され、将来は党首に就任する可能性もあるとされている。
ハント議員の相手は陝西省西安市出身のルー・シアさん(31歳)。約1年前にハント議員が設立した教育プログラムに参加したことで知り合ったという。
昨2008年のクリスマスイブに、ふたりで散歩しているときにハント議員がプロポーズ。ルーさんは即答で「イエス」だったという。
ふたりは年内にルーさんの中国を訪れ、大晦日は西安にあるルーさんの実家で過ごした。元旦を迎える晩餐(ばんさん)のために、家族がテーブルを囲んでいたが、
議員が茶をいれたいと申し出たところ、ルーさんの父親は「こんな席で、なぜ茶を飲まねばならないか」と不思議がったという。ハント議員が「女性側の父親に、
英国の伝統にのっとって茶を進呈してから、結婚の許しを得たい」と説明したところ、父親は「誠意ある態度だ」と喜んだ。父親が結婚を受け入れると同意した後に、一同で酒をくみかわしたという。
ハント議員らは7月に改めて西安を訪れ、中国の伝統にもとづく結婚式を挙げる。
ハント議員は日英議員連盟メンバーでもあり、日本との関係も深い。これまで、小泉首相が靖国神社に参拝することについて「こだわるのは馬鹿げている。
中国はその点を利用している」など、日本外交の影響力低下を懸念する発言をしたことがある。
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