09/01/10 23:05:09 LELKhRKd0
社説:永田議員 辞任騒ぎより説明が先だ 毎日新聞
永田議員は「自分の思い込みがあり、国民や党に迷惑をかけた」とメールが偽物と認める
ような発言をする一方で、信ぴょう性には、なおこだわる話もしているという。
自ら国会の場に持ち出した問題で真偽の白黒をつけずに、分が悪くなると、
一方的に辞意をもらすのは、あまりにも子どもっぽい振る舞いと言わざるを得ない。
勉強しないことを親からしかられた子どもが「そんなら家出してやる」と駄々をこねている
のに似ている。
国会議員としての誇り、自覚はあるのだろうか。
国会議員なら、辞める前にやらなければならないことがある。 メールの検証だ。
情報の入手経路、情報源の信用度、内容の裏取りなどを再調査してみて、
自ら結果を国会に報告する責任がある。
そこでメールが「ガセネタ」だと判明したら、国会の信用を傷つけたこと、
武部勤自民党幹事長やその二男の名誉を損なったことをいさぎよく謝罪するのが筋だ。
それが普通の大人ならやることである。
民主党 出直して信頼を取り戻せ 産経新聞
前原氏は昨年末の訪米・訪中で中国の軍事力増強を「脅威」と明言し、
集団的自衛権の行使の必要性を主張した。
党運営では基本政策をめぐる不一致の露呈を恐れるあまり、結論をあいまいにしてきた
従来の体質を払拭(ふっしょく)しようとした努力は評価したい。
だが、メール疑惑での情報分析の甘さや対応の未熟さを正面から見据えないような姿勢では、
政権担当能力を持つ政党とはとてもみられまい。