09/01/05 19:15:30 4X5JU0XVO
渡辺を応援するか否かは別にして、こういう場合は、まず、原点に戻って考えてみるべきだ。
国家の主権者は国民。
国権の最高機関は国会。
内閣総理大臣は、三権の一つである行政府の首長。
タイ政府は、司法権限によって停止に追い込まれたが、今やタイの政情に酷似しつつあるのが、日本の現状と言っても差し支えないだろう。
①主権者の10数%しか支持しておらず、
②国権の最高機関の半分にしか信認を得ておらず、
③しかも、②のような状態になってから、不可解な理由で総理が二人までも政権を放棄したという特殊な成立過程を経て就いた行政府の長が、
①~③の条件を満たしてもなお、
憲法にも内閣法にも国会法にも定められてすらいない「解散権」とやらを口実に国政を独占しているかのような物言いをするのは如何なものか。
これは、一種の専横政治の一形態であり、とてもG7だなんだに参加する資格すらない発展途上型統治形態のごり押しとしか言えない。