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東京・日比谷公園や厚生労働省の講堂に寝泊まりした「年越し派遣村」の失業者ら約500人は、
講堂の使用期限の5日朝、東京都が用意した体育館など新たな宿泊先への移動を始め、
厚労省講堂で集会を開いた。
集会で派遣村の湯浅誠村長は「生活保護の手続き、再就職の活動、アパート探しなど
これからが大変だと思う。バックアップするので何かあったら相談してほしい」と支援の継続を約束した。
正社員として9年間働いた埼玉県所沢市の自動車部品工場を昨年12月に解雇された男性(69)は
「講堂の中は自由がきかず、なかなか寝られなかった。5日に追い出されると聞いていたので、
取りあえずほっとしている」。一方、ほとんど仕事が入らなくなった派遣社員の男性(57)は
「一時的に食べ物や住居が確保できても安定した仕事がなければ生活できない」と小声で話した。
約500人は集会に続いて「派遣村」実行委員会のメンバーらとともに国会周辺でデモ行進し、
緊急立法で派遣切りを禁止するよう要求。
都によると、新たな宿泊先となるのは中央区や練馬区の学校跡地にある体育館や
児童養護施設など。使用期限は12日まで。
【共同通信】
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「年越し派遣村」の炊き出しに並ぶ人たち=5日午前7時57分、東京・日比谷公園
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