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第１７１回通常国会が５日、召集される。会期は６月３日までの１５０日間。政府・
与党は２００８年度第２次補正予算案、０９年度予算案とそれぞれの関連法案の早期成
立に全力を挙げ、麻生政権の実績を重ねて政権浮揚を図る。これに対し、民主党は定額
給付金が盛られた２次補正を徹底的に批判し、早期の衆院解散に追い込みたい考え。解
散時期をにらみ、冒頭から与野党の激しい攻防が展開されそうだ。
２次補正は５日の閣議決定後、国会に提出。６、７両日に衆参両院でそれぞれ代表質
問を行い、８日から衆院予算委員会で審議がスタートする見通しで、与党は今月中旬の
衆院通過を目指す。
また、１９日に麻生太郎首相の施政方針演説を行い、下旬には衆院予算委で来年度予
算案の本格審議に入りたい考えだ。野党が審議引き延ばしに出れば、２次補正成立を待
たず、来年度予算案を審議入りさせることも念頭に置く。
(中略)
来年度予算案とその関連法案の審議も与野党の激突は必至。道路特定財源の一般財源
化では、新交付金の８割が道路整備に充てられたことから、自民党内にも「骨抜き」批
判が出ており、造反の動きも出てきそうだ。民主党は全面対決路線で臨むものの、同党
が「景気の足を引っ張った」と受け取られないよう、世論の動向を慎重に見極める方針。
内閣不信任決議案や首相問責決議案提出のタイミングを探る局面もありそうだ。
■ソース(時事通信）（01/04-19:22）
URLﾘﾝｸ(www.jiji.com)