09/01/04 17:12:40 0
横浜市の簡易宿泊所から来た男性(47)は「講堂に寝られて助かった。同じような立場の人を
多く知ることもでき、勇気づけられた」と語る一方、「今後は親類を頼ろうと思うが、
それが決まるまでは寝る場所がほしい」と表情を曇らせた。
昨年11月に山梨県の電機メーカーへの派遣契約を切られた男性(48)は
「災害時の仮設住宅はすぐできるのに、私たちは軽く見られている。
住居が決まらなければ仕事もできない」と訴えた。
日雇い仕事をし、深夜営業のファストフード店やマンガ喫茶を転々としていた男性(36)も
「働いてから数日後に日給が支払われる場合も多い。寝る場所だけは何とかしてほしい」と話した。
宿泊施設を巡っては、東京都中央区が廃校になった小学校2校の施設提供を決めたが、
食事の準備が容易ではないといった問題点が残っている。【工藤哲】 (おわり)