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「派遣切り」の労働者らが各地から続々と訪れ、市民団体などで作る実行委員会の用意したテントが
足りなくなった東京・日比谷公園の「年越し派遣村」には2日、民主党の菅直人代表代行や社民党の
保坂展人衆院議員らも姿を見せた。菅氏は自ら舛添厚労相や河村官房長官に電話し、対応を要請。
東京都中央区の矢田美英区長にも協力を求め、同区は廃校になった小学校2カ所を開放することになった。
菅氏によると、派遣村の責任者である湯浅誠・NPO法人自立生活サポートセンターもやい事務局長から
同党議員を通じて連絡があり、急きょ視察したという。菅氏は派遣村で記者団に「路上で年を越さなければ
ならなかった人もいる。大変厳しい状況であることを改めて感じた」と語った。
一方、社民党は2日、派遣村からあふれた労働者を受け入れるため、東京・永田町の党本部(社会文化会館)の
一部を寝場所として開放する方向で検討に入った。
今後の派遣切りの増加や公共施設の受け入れ状況を見極めて判断する。
同党の福島党首は2日夜、開放された厚生労働省内の講堂を視察。朝日新聞の取材に
「政府はもっと早く手を打つべきではなかったか。今回は天災ではなく、政治災害であり、
避難民だ。厚労省の講堂の開放は画期的だが、国の責任であり、ある意味当然だ」と語った。
朝日新聞
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