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12月28日から3日間、マンガの祭典「コミックマーケット75」に隣接する有明客船ターミナル
屋外広場で開かれたアニメやゲームのキャラクターを車体に大きく描いた「痛車」の展示会
「あうとさろーね」には3日間で過去最高の約100台が登場、多くの来場者でにぎわった。
自慢の愛車を披露していた「痛車」オーナーたちに素朴な疑問をぶつけてみた。
痛車は、アニメやゲームの「萌え系」キャラが大きく描かれ、見ていて「痛く」なるような車と、
イタリア車の「イタ車」をもじって、「痛車」と呼ばれるが、人気なのは音楽ソフトのバーチャル
アイドル「初音ミク」をはじめ、「涼宮ハルヒ」や「らき☆すた」「灼眼のシャナ」などの人気
アニメや、「リトルバスターズ!」などのPC用ゲームに登場する美少女ばかりだ。
「機動戦士ガンダム」や「ドラえもん」、「崖の上のポニョ」のような人気アニメはなぜないのだろうか。
「涼宮ハルヒの憂鬱」の痛車オーナーは「萌えないから」と断言。「『ガンダム』は萌えのターゲットから
外れているから作り手がいないのでは……」と分析。「リトルバスターズ!」の車のオーナーは
「ポニョとかを書いたら、普通に人に一発で分かってしまう。『あれ何?』ぐらいがいいのかなぁ」といい、
メジャー過ぎるものより、マニアックなものがいいようだ。
また、BMWやセルシオなど高級車が目に付いたが、関連業者の一人は「痛車のオーナーは、
車のマニアなので車体の性能を上げようとすれば必然的に価格が上がる」と話す。
「目立つことがステータス」なので、他の車と差別化したいためなのだ。
事務局によると「痛車は鑑賞して楽しいので、展示会も人気が高まっている」という。
今後は、外見と内装の両方に力を入れる「こだわり派」と、気軽に痛車にする
ライトユーザーの二極化が進むといい、事務局は「痛車をもっと一般層に広げていきたい」と話している。
毎日新聞 【河村成浩】
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「あうとさろーね有明2008冬」の3日目に展示された「どこでもいっしょ」のトロの痛車
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