09/01/02 17:49:07 0
―新聞社の人は、「2ちゃん・ネット=悪いやつ」というイメージを持っているんでしょうね。
佐々木 新聞業界の人からは、「ビジネスとしてはインターネットと
つきあっていかなければならないのはわかっているが、
生理的にはどうしても受け入れられない」という考えが伝わってきます。
―毎日新聞は、特にその傾向が強いと思いますか?
佐々木 不思議なのは、ネットをよくわかっていない50代の記者が
「ネットはけしからん」というのならともかく、20~30代の若手記者まで
ネットの悪口を言っていることです。WaiWai事件以降、様々な地域面のコラムで
ネットの悪口が書かれるようになって、明らかに社内に「空気」ができているのだと思います。
どう見ても、明らかに若い記者が書いている。毎日新聞は「ネット憎し」の空気で埋まってしまっている。
■「うちの会社で起きたら、震え上がりますよ」
―毎日新聞側からすれば「不当に攻撃された」と思っているということですね。
一方で、ネット側の毎日新聞に対するとらえ方は変わったでしょか?
佐々木 WaiWai事件が起こったという事実から受ける印象は変わらないんですが、
問題は対応の仕方です。例えばお詫びの文章のなかに、「法的措置をとる」と強面で書いてあったり、
PJニュースや個人のブロガーにひどい対応をして、そのことを(各メディアに)暴露されたりとか。
今回のWikipediaの誤報の件でも、訳の分からないお詫びが紙面に出て、書かれた本人が
Wikipediaのノートで「毎日の記者から、こんなひどいこと言われた」と暴露している。
こんなことがあると、ネットの人間は「毎日は、心底我々を憎んでいるんだな」と思ってしまう。
一番びっくりするのは、これまで同様なことが起きているのに、また同じ誤りを繰り返すこと。
WaiWaiの時にPJニュースとJ-CASTに(対応のずさんさを)書かれて分かっているはずなのに、
それが全ての記者にいきわたっていない。毎日新聞はガバナンスが不足している会社なので、
そういったことが末端まで行き渡っていないのかも知れない。
続く