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大阪府の監査は台本通りでっせ!…事務局員がせりふ書き
大阪府の監査委員(5人)が2007年11月~08年9月に府の部局や出資法人などを
監査した際、対象部局担当者との質疑応答の9割以上が、監査委員事務局職員が事前に作った
案文と同じ内容だったことが、読売新聞の情報公開請求でわかった。
案文は、対象部局の担当職員と打ち合わせて作成しており、職員同士で作った“台本”を
読み上げるだけの監査になっていた。識者らは「職員が隠したい会計処理は見つからず、
裏金はなくならない」と批判している。
府監査委員は現在、府議2人と公認会計士、弁護士、元府議各1人が務め、
月59万2000円~18万4000円の報酬を得ている。
部局や出資法人など42機関を対象に行われた計16日の監査について、
当日の議事録と、同事務局が事前に作成した質疑・所見案を公開請求し、比較した。
議事録によると、監査委員は、各機関の責任者らに計668回質問し、ほぼ同数の回答を
得て、経理上の不備の指摘や業務改善の要望にあたる「所見」を計159回述べた。質問と
回答の94%にあたる625回分と、所見の75%の119回分の表現が、事務局作成の
案文と同じだった。浦島幸夫事務局長は「監査前日までに委員に見せており、案文には
委員の指摘も取り入れている」と釈明している。
(2009年1月2日07時09分 読売新聞)
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