09/01/02 10:04:33 GFqGv53J0
小沢さんが政策通として初めて世の中に名前を出したのは『日本改造計画』という本でしょう。
それまで政策なんて全然小沢センセイのイメージになかった。
あの、ベストセラーの前書きに不思議なことが書いてある。「アメリカは一人ひとりが責任を持つ社会で、日本は個人が責任を持たない社会だ。
その証拠にアメリカのグランドキャニオンには柵がない。グランドキャニオンから落ちるともちろん死ぬ。
これはリスクというものは自らの責任において考えなさいということであって、日本人の甘えた社会とこれほど違っている」という趣旨の話ですね。
これは大嘘です。実際は柵はちゃんとあります。柵が立ってないのは、観光客の入らないところだけです。
グランドキャニオンには毎日、たくさんの日本人観光客が入るわけだから、この前書きを読んで首をかしげる人は多いはず。
一体なぜ、こんなバカなことが書いてあるのか。
あの本は、実は、官僚と新聞記者の合作なんですよ。小沢さんという人は、東大出の言うことは何も確認しないで信じてしまうということを
ちょっと利用させていただいた、われわれのイタズラなんです。小沢さんという人は、恐ろしく単純なアメリカ崇拝者だから、それをからかったんです。
そして、その本の顔である前書きで、わかる人には「この本おかしいぞ」とわかってほしいというひそかな願いもこめてね。
これは余談なんですけど、われわれが怖いと思ってるのは、小沢センセイの本音は日本改造ではなくて日本人改造にあるらしいということなんですよ。
小沢さんがこの前書きの部分をすごく気に入ったのは、要するに日本人の意識に関することだったからなんです。
小沢さんが言ってることは簡単なことで、日本人は性根が無責任だ、根性を叩きなおしてやる、ということだけ。日本人改造計画。
昔、角さんがやった『日本列島改造論』、あれもすべて大蔵官僚とマスコミが書いたんですけれども、それのまったくの二番煎じなんだけれども、
小沢さんの場合は、日本人そのものを変えようとしている。それは大蔵官僚としても一国民としても不気味な怖さを感じてるわけですよ。
あの人のコンプレックス人生がついに行き着くとこまで行くかもしれない。
劣等感の裏返しで、日本人全部改造してしまうつもりじゃないか。