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総合スーパー道内大手のイオン北海道(札幌)が、二〇〇九年度の新規出店を凍結することが
二十九日明らかになった。衣料品の販売不振で既存店の売上高が前年割れを続けており、
出店計画の抜本的な見直しに迫られた。道内中堅の札幌東急ストア(同)、北雄ラッキー(同)も
新規出店を見送る方針。消費不況の長期化で道内スーパーの出店ペースに急ブレーキがかかってきた。
イオン北海道は〇六年十月、店舗面積で道内最大規模となる約六万平方メートルの
イオン札幌発寒ショッピングセンターを開業。また、〇八年四月にも名寄に
大型商業施設をオープンさせるなど、道内各地で出店攻勢をかけて現在三十店を運営している。
〇九年度も道北地区などで複数の大型商業施設の出店を計画していたが、消費不況が直撃。
〇八年八月中間決算では既存店の売上高が前年同期比3・4%減に落ち込んだうえ、
イオン本体も新規出店を抑制する方向となり、
「来年度の新店凍結はやむを得ない」(イオン北海道幹部)と判断した。
予定していた設備投資資金は、ポスフール北見店やイオン札幌苗穂ショッピングセンターなどの
改装費用に振り向けて、既存顧客の囲い込みに力を入れる。
また、札幌東急ストアと北雄ラッキーも既存店の強化に注力。
札幌東急ストアは地域の事情に合わせて、総菜や日配品などの
売り場を拡大する店舗を実験的に複数設けて売り上げ増につなげる考えだ。
URLリンク(www.hokkaido-np.co.jp)