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インターネットの掲示板に殺人予告が書き込まれた事件で、桑名署が偽計業務妨害容疑で逮捕した男性(39)は
「事件とは無関係」だったことが十一月に発表された。十月には、県警交通指導課が速度違反取り締まりカメラの
試験撮影で誤って道交法違反(速度違反)の疑いで、二十代女性を摘発していたことが判明。四日市南署では六月、
職務質問中にパトカーから反則切符が入ったカバンを盗まれた。ことしも県警で失態が続いた。
「携帯電話はDNAではない。いくら発信元がその携帯電話であっても
所有者以外も使えることを絶対に忘れてはいけない」。
桑名署の誤認逮捕を県警幹部が振り返る。逮捕のよりどころにした、発信元の携帯電話を所有する男性は当初
「貸していないし、落としてもいない」と話していた。
だから桑名署は八月、男性を逮捕した。七月未明、ナガシマスパーランドでの殺人予告を
ネット掲示板「2ちゃんねる」に書き込んで業務を妨害した疑い。
男性は一貫して否認。逮捕後しばらくして開店準備中だった
名古屋市内のレストランのカウンターに「忘れたかも」と思い出した。
この一言で事態は急展開した。裏付け捜査で、レストランが入居するビルの警備員だった藤田拓也容疑者(24)=当時。
現在は被告=が浮上。鈴鹿サーキットでの犯行予告で鈴鹿署にすでに逮捕されていた藤田容疑者はナガシマ事件も自供した。
警備中、男性が忘れた携帯電話を見つけ、勝手に使っていた。
誤認逮捕の可能性が大きくなり、男性は十七日間の拘置後、津地検四日市支部に処分保留のまま釈放された。
「嫌疑なし」で不起訴になり、正式に容疑が晴れたのは逮捕から四カ月近くを経た今月十一日だった。
県警は「大変迷惑を掛けて心からおわび申し上げる」と謝罪を繰り返した。
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