08/12/31 06:25:42 0
★遺棄化学兵器の処理を加速
政府は、旧日本軍によるいわゆる遺棄化学兵器を効率的に処理できる新たな設備を、
西暦2009年に導入することにしており、国際条約で求められている処理の期限まで
3年余りとなるなか、作業を加速させることにしています。
遺棄化学兵器のうち、政府は4万5000発をすでに回収していますが、
中国東北部には30万発から40万発があるとみられるほか、
回収した化学兵器は中国各地に保管したままで、
害を無くすための処理は手つかずのままとなっています。
このため、政府は、西暦2009年に、トレーラーを使って化学兵器が保管されている
場所などに移動して処理することができる新たな設備を導入することにしています。
政府は、これとは別に、化学兵器を一度に大量に処理できる専用の施設を中国国内に
建設する方針で、12月から立地場所などを検討するための現地調査を進めています。
こうした化学兵器をめぐって、政府は、化学兵器禁止条約で、西暦2012年4月までに
回収と処理を終えるよう求められており、作業を加速させることにしています。
NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)
▽関連リンク
●中国における遺棄化学兵器問題について
URLリンク(www8.cao.go.jp)
・内閣府 遺棄化学兵器処理担当室
URLリンク(www8.cao.go.jp)