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特別会計に健全性指標=予算書に記載、透明性向上へ-政府
政府は29日、現在21ある特別会計のうち、年金、労働保険など保険関係の8会計について、ソルベンシーマージン(支払い余力)比率と
呼ばれる健全性を示す指標を公表する方針を明らかにした。「霞が関埋蔵金」と呼ばれるなど、複雑で分かりにくいとの批判を踏まえ、透明性を高めるのが狙い。
次期通常国会に提出する2009年度特別会計予算書に記載する方向で作業を急ぐ。
支払余力比率は、民間保険会社の経営健全性を示す指標として採用され、200%を下回れば業務改善命令の対象となる。
逆に数値が高すぎると内部留保が多いとして、契約者や株主への利益還元を迫られる。適正基準は定められていないが、大手生損保の場合は1000%前後で推移している。
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