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大手ゼネコンなどの建設請負をしている神奈川県相模原市の業者が、労働者に
健康診断を受けさせないで作業現場で働かせ、結核の2次感染が起きていたことが
分かった。
社長は契約先に、偽造した健康診断書や診断をしたとする虚偽の書類を
長年にわたって提出していた。相模原労働基準監督署は労働安全衛生法
(健康診断の実施)違反の疑いで社長の事情聴取に乗り出した。市保健所も
感染経路などを調べている。景気後退による非正規労働者の契約打ち切りが
問題となる中、労働者の健康を無視した悪質な労務管理の実態が明らかになった。
この業者は、相模原市の「トウキュウ総建」=佐藤淳一社長(39)=。
ゼネコンなどの下請けと業務請負契約を結び、関東各地の建設現場に30人近い
労働者を出している。
同社関係者によると、男性労働者(48)が11月12日、横浜市瀬谷区の
作業現場で作業中に血を吐き、結核に感染していた。男性は今も入院中。保健所で
調べたところ、男性を送迎していた同社社員(30)が2次感染したことが判明、
社員は今月下旬まで入院していた。
結核に感染していた男性は、同社と日雇い関係にあるが、2006年3月から
継続的に働いていた。労働安全衛生法は、事業者に常時雇う労働者に年1回の
健康診断などを義務付けているが、同社はこれまで一度も男性に健康診断を
受けさせていなかった。
(>>2以降に続く)
▽読売新聞
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