08/12/29 10:55:34 0 BE:1200223875-2BP(111)
鍋に、おせちに、お雑煮に……とこの季節の食卓に欠かせないシイタケの市場に、ちょっとした
変化が起きている。中国産に押され低迷してきた国産シイタケが、消費者の安全志向から
人気が復活。特に国内の生産量が減っている乾(ほし)シイタケの需要が増えている。
ただ、いいダシをとるために山の原木で育てなければならない乾シイタケの生産は重労働。
「追い風」のはずの現場は高齢化が進み、増産も難しくなっている。
正月用の食材を求める客でにぎわう福岡市の柳橋連合市場の乾物店。扱っている大分産のシイタケは
今が一番の売れどきだ。「お正月用の筑前煮やお雑煮用に買っていくお客さんが多い」と
店主の男性(72)。去年の同じ時期に比べ、価格は3割ほど上昇しているという。
値上がりの理由は、中国からの輸入食品に農薬や異物が混入する事件が相次ぎ、
中国産を使っていた家庭や外食産業、加工業者の多くが国産に切り替えたためだ。
乾シイタケは、青果市場でなく専用の市場に集められ、商社が入札をして価格が決まる。
需要が高まれば競争が激化し、価格も上がる。
全国の乾シイタケの約4割を生産する大分県では、県椎茸農協の市場での入札価格が
昨年春ごろから徐々に上昇。平均価格は06年が1キロ約3600円だったが、
昨年は約4700円、今年は約4900円にまでなった。
大分県に次ぐ生産量を誇る宮崎県のJA宮崎経済連の市場でも、ここ数年約3千円で
推移してきた平均価格が昨秋から上昇。春には5千円を超えた。春のシイタケは
年末に向けての在庫にもなるため、この高値の頃のものが今の時期に流通しているという。
(後略)
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