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滋賀県内の弁護士や司法書士らでつくる、多重債務者の支援グループ「びわ湖あおぞら会」に、
「パチンコなどギャンブルを繰り返し、多重債務になった」と相談を寄せる人が目立っている。
ギャンブルに依存し、気づかないうちに金を使い果たしてしまう人が多いとみられ、
メンバーは対策を模索、勉強会も開く。
あおぞら会は今年5月に設立し、債務者の話を聞き、自分の生活を振り返ってもらったり、
債務整理の手助けをしている。その中で、パチンコやスロットなどのギャンブルへの
依存性が強く、依存症になった人が多重債務に陥る例に気づいた。
「信号機の点滅を見ただけでスロット店に足が向かってしまう」という相談や
「生活費が500円になるまでパチンコをしてしまう」などの声もある。相談は
家族からが多いといい、診断テストを実施し「依存症」と判定されて初めて気づく人も
いるという。同会は「依存症は自分では気づかない点が怖い」としている。
依存症問題対策全国会議(熊本市)によると、ギャンブル依存に陥っている人は全国で
約200万人いるとみられる、という。同会議は「依存症はれっきとした病気。
医師の診断とともに、依存症を作り出す、パチンコ産業など社会情勢への対策も必要だ」とする。
あおぞら会では来年2月14日、「ギャンブル依存症の勉強会」を開き、依存症の
メカニズムについて専門家の話も聞く予定だ。ギャンブルにのめり込んでしまった
経緯を振り返り、自分で問題点を探ってもらう。勉強会を機に、依存症者の
自助グループを作るかどうかも考えるという。
*+*+ 京都新聞 2008/12/28[**:**] +*+*
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