08/12/28 01:47:07 KiI530qH0
《予告編》
１月１４日午前××時に両親と弁護士が入管に仮放免許可の延長と在留特別許可を結果を聞くために出頭。
入管「上からの指示により、三人ともフィリピンにお帰りいただくことになりました。家の片付けや荷造りもあるでしょうから１月末まで延長します…」
両親「そ…そんな、これだけ署名も集まっているし、近所の人たちは日本に残るべきだと言ってくれています」
入管「法務省に寄せられるクレームの大半はあなた方を本国に返すべきだという主張ばかりでしたよ」
両親「フィリピンに帰っても今更仕事にはありつけないし、日本なら収入を得る道があるんです」
入管「不法に滞在して不法に働いたことを大目に見て定住資格を与えるなんてことはできませんよ」
両親「子供は日本語しか理解できないんです。日本で永住するため私たちも子供の前では日本語しか話さなかったのです」
入管「ずいぶん身勝手な考え方ですね。それにしても連日のようにマスメディアに乗せられて国会にも呼ばれたそうですね。」
両親「文部科学省の政務官にはがんばれと激励されました。民主党の部会でも身の上話をしてきました。みんな同情してくれてます」
入管「それでね、特例ではあるんですが…」
両親「えっ、なんですか、私たちに在留特別許可をくれるのですか」
入管「いや、あなたがた両親には帰っていただきますが、子供さんには条件付きであれば特別に許可する道を準備しようと思っていて」
両親「……」
入管「日本国内に親戚がいますよね。フィリピンは大家族だから、親戚筋を頼っていくと実は日本に誰か心当たりがあるはずかと…」
両親「その人に預けよということですか」
入管「それなら学校にも通い続けることができるでしょうし、一応は義務教育で学費はかからないから中学卒業まで何とかなるでしょう」
両親「本当の目的は私たちが日本で生活し続けるために、子供をニュースに流してもらったんですが、何とかお願いします」
入管「選択肢は限られています。家族皆で帰国するか、子供さんだけ預けて学校に通わせ続けるか…。ただ、あなた方が残る道はありません（ピシャリ…）」