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道教大旭川校の英語教育専攻の三つのゼミで、教員や上級生による
アカデミックハラスメント(アカハラ・学内の上下関係による嫌がらせ)などが
あったとして、同大が十月から、これらのゼミの開催を無期限停止していることが
二十六日分かった。「長時間の学習強要」で体調を崩した学生もいるという。
関係者によると、同専攻には六つのゼミがあり、三つのゼミの停止で、他ゼミに
移った学生を除き、一-四年約三十人がゼミを受けられなくなっている。
ゼミ所属の学生の一人は「指導が満足に受けられず、卒論が書けない」と話し、
学生の間に不安が広がっている。
同大のゼミは自主学習で単位の対象外。だが事実上、参加は義務づけられ、
教官の卒論指導を受ける主要な場になっている。三つのゼミでは「多言語を学ぶ」
との理由でアイヌ語学習が進められ、「英語と無関係の学習」「長時間勉強を
強いられた」などの訴えがあり、学内の人権委員会は二月と七月、聞き取り調査を
実施した。
その後、大学側が学生に配った文書は調査結果について「パワーハラスメント、
アカデミックハラスメントばかりでなく、上級生などから不当な扱いを受けた-など
学生間ハラスメントの事実も把握した」と報告。「ゼミ活動に伴って体調を崩し、
通学できなくなった学生」も確認し、「学生の人権を守るための措置」としてゼミを
停止させたとしている。
ゼミの指導教官の一人は「学習の大変さや忙しさが人権侵害ととらえられてしまった」
と反論。人権委員会委員長の後藤嘉也理事は取材に対し「卒論指導を止めたわけでは
ない。ゼミを止めた理由は答えられない」と話している。
▽北海道新聞
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