08/12/27 15:40:36 0
富士山の北西、山梨県富士河口湖町と鳴沢村にまたがる約30平方キロメートルの原生林「青木ケ原樹海」。
「自殺の名所」としての暗いイメージをぬぐい去ろうと、自殺防止ボランティア養成や監視カメラの設置など、
地元自治体や特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）の間で、さまざまな取り組みが行われている。
ＮＰＯ法人「自殺対策支援センター ライフリンク」が公表した「自殺実態白書２００８」によると、2004―06年の
警察署別自殺者数は、樹海を抱える富士吉田署が全国で最多だった。
県や地元市町村、民間団体などが6月に発足させた「いのちをつなぐ青木ケ原ネットワーク会議」は、樹海
での自殺を地域ぐるみで防ぐのが狙い。11月には自殺しようとする人に声を掛けるボランティアの養成講座を
開催、約120人が受講した。
また富士河口湖町は8月、樹海で自殺した男性の遺族から寄付された約520万円を活用し、樹海の観光
スポットの駐車場に監視カメラ2台を設置。09年には4台を増設する予定という。
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)