08/12/27 14:45:11 +wthKhg60
ほい、いつもの
読書に熱中する息子を見て・・・・
会社員 須藤 典明(愛知県美浜町 59歳)
この年末年始に、30代の息子が帰省した。
テレビ局はさまざまなバラエティー番組を組んでいたが、息子はテレビを見ずにひたすら本を読んでいた。
私や娘が番組に大笑いしていてもである。
本の題をちらっと見ると、韓国や中国を批判する内容の本であった。
私は息子に「本はいつでも読めるから、テレビを見たらどうだ」と言った。
ところが、息子はその言葉を完全に無視して本を読み続けた。
この息子を見て、危機感を感じた。
一つはバラエティーなどのテレビ番組を見ない若者が最近増えているが、それで人間的幅が広がるのかという心配だ。
家族がわいわい騒いでも我関せずという姿勢は、将来協調性が持てるのだろうか。
最近男性の結婚難、それに伴っての少子化が叫ばれている。
このようなひとり本に熱中する息子を見ると、この先どうなるかと心配になった。
(毎日新聞 2006年1月29日 大阪版)