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★「これからは農業の時代」 県外の若者3人 日南へ
鳥取県日南町に農業への新規参入を希望する若者三人が現れた。会社経営などをしていた
大阪府在住の播井(はりい)秀幸さん(32)ら三人で、経済情勢の悪化に「これからは農業だ」
と将来を展望。夢を実現できる場所を求めて同町にたどり着いた。町は農地や空き家を探して
受け入れ態勢を準備している。
新規参入を希望しているのは、播井さんと高橋隆造さん(34)、工藤誠史さん(35)。
播井さんはタイで製造業関連の会社を経営していたが、悪化する経済事情に将来を見つめ
直し、友人の高橋さん、工藤さんと農業を志すことを決めた。
今年十月ごろから情報を集め、何カ所か自治体窓口や農家を訪れて話を聞いたがなかなか
糸口は見つからなかった。米子市を訪れた際に日南町を紹介され、今月十日に役場を訪ねて
話を聞いた時、農林業の振興に取り組む町の姿勢に共感し、播井さんは「一緒に取り組める
町だと感じた」という。
町は三人の希望を受け入れ、現在、町内で農地と空き家を探している。また、これを機に新たに
農林業に取り組む若者に研修の場を提供する制度を新年度から設けることを検討しており、
導入すれば雇用対策と町の農林業振興、人口増加が狙える“一石三鳥”の取り組みとして期待できる。
三人は受け入れ態勢が整い次第、町に移る考えで、播井さんは「人は食べていかないといけない。
安定した収入や雇用を考えた時、農業は魅力ある仕事。日南町で研修しながら作物を作って、
町づくりにも貢献できたら」と意欲を燃やしている。
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